福岡市議会議員(南区)

もとやすよりご挨拶

令和3年8月

 

暑中お見舞い申し上げます!

 

皆さんとともに、ひるまず前へ!

 

 

 新型コロナウイルスがいまだに影を落とし、皆さまご苦労なさっていることと存じます。

 

 ウイルス感染症関連支援につきましては、まだまだ不十分ながら国、福岡県、福岡市が事業・雇用・生活を守るために、それぞれ用意しておりますので、何なりとお尋ねください。

 

 また、これから豪雨や台風などの自然災害にも十分に備えてください。

 

 私・うちこしもお陰様で5期目の任期を折り返しました。常任委員会は総務財政委員会に属し、自由民主党福岡市議団副会長を任期末までの2年間務めることになりました。

 

 井尻地区における連続立体交差事業は私・うちこしの最大の公約でありますが、下記のように至極残念な中間報告となりました。しかしながら井尻地区まちづくり期成会を筆頭に地元の皆さんとともに、引き続き連続立体交差事業の実現と井尻地区のまちづくりに務めてまいります。

 

 この困難な時期ではありますが。早期に以前の暮らしを取り戻せるようにお互いに協力してまいりましょう。変わらぬご支援・ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

 

 

西鉄天神大牟田線 井尻地区における連続立体交差事業、国庫補助の数値に届かず――引き続き実現を目指します!

 

 井尻地区における連続立体交差化事業が国庫補助の前提となる費用対効果(B/C)が見込まれないとして事業着手となりませんでした。私・うちこしは、費用対効果の算定に交通結節機能の強化や賑わいの創出、防災・減災効果が考慮されていないなど、承服しがたい結果です。いったん仕切り直しとはなりますが、事業着手の不足分を補うために視野を広げ、井尻地区まちづくり期成会を筆頭に沿線の皆さんとともに引き続き実現に向けて力を入れて参ります。

 費用対効果の便益の対象はもっと広げるべき

 連続立体交差事業については多額の事業費を要し、事業期間が長期にわたることなどから、福岡市は国庫補助事業となることが不可欠として、費用対効果(B/C)いわゆるB(便益)バイC(コスト)について検証していました。補助を受けるにはB/Cは1を超えることが前提条件とされています。

 

 井尻地区は、表@(うちこしリポート48号参照)の費用対効果にあるように0.58にとどまり、JR香椎駅や同笹原駅周辺とともに、条件をクリアできませんでした。しかしながら試算の便益の対象は、@移動時間短縮(自動車および歩行者・自転車の移動時間)A自動車の走行経費減少(燃料費、タイヤ費等)B交通事故減少(踏切事故解消、人的・物的損害、事故渋滞の解消)、の3点のみでした。

 

 地元の皆さんを中心に私たちが訴えてきたのは、踏切事故や交通渋滞の減少にとどまらず、鉄道によって分断された井尻駅周辺を活性化するまちづくりでした。駅周辺の道路が狭く、交通結節のための空間もなく、バス路線も減少しています。歩行者の安全面や防災面の課題もあり、高架化による井尻地区全体のまちづくりが目的でした。

 

 国家国民を守るための国土強靭化対策の観点から言いますと、高架鉄道や駅前広場、新たに整備される道路は「避難路・救援路」に活用できますし、災害に対してしなやかな国土にする「地方分散化」にもつながります。とりわけ福岡西方沖地震(平成17年)は警固断層帯の延長上で発生しており、井尻駅地区はその断層帯上にありますが、その被害を想定したうえでの防災・減災効果は一切、考慮されていません。

 三代にわたる市長の前向きな答弁も、実現できず忸怩たる思い

 私・うちこしは平成15年の福岡市議会議員選挙で初当選以来、井尻地区における連続立体交差事業の早期実現を公約に掲げて挑戦してまいりました。おかげさまで5期連続当選をさせていただき、市議会で8回にわたり、当局の姿勢を正してまいりましたが、いまだに実現できていないことには忸怩たる思いがあります。自らの非力を反省するばかりです。

 

 この間、市長も山崎広太郎氏(故人)、吉田宏氏、現高島宗一郎氏と3人目となります。井尻地区における連続立体交差事業について議事録をめくってみますと、山崎氏は井尻地区の高架化の必要性についての強い認識とともに、「井尻は素晴らしいまちの絵がかける地域だと考えており、地域住民の皆さまとともに十分検討していきたい」(平成18年3月定例議会)と答弁されています。

 

 吉田氏も「雑餉隈、井尻地区一帯が福岡市南部の都市交通の結節、大変重要な地域であることは十分認識しており、総合的地域づくりを考えたうえで解決すべき問題の一つが高架化だろうということは十分認識しています」(平成19年3月定例議会)という答弁をもらっています。

 

 平成23年8月、鉄道高架の事業化や駅周辺のまちづくりに向け、自治協議会や商店街、町内会の代表者の皆さんが集まって、「井尻地区まちづくり期成会」を組織化され、10月、高島市長に対し、井尻地区の高架化にあたっては雑餉隈地区との連続性を実現させるように要望されました。

 

 これを受けた翌24年3月定例議会で、私・うちこしが市長の所見を質したのに対し、高島市長は「踏切による交通混雑のほか、踏切事故の危険性や鉄道による校区分断の解消など解決すべき課題があって、隣接する雑餉隈地区と同様に、鉄道高架化の必要性があるものと認識をいたしております。また、井尻地区におきましてはまちづくりの期成会が発足するなど、まちづくりの機運が高まってきておりまして、これらの取り組みに大変期待するとともに、福岡市も地域とともにまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。今後とも、雑餉隈地区における鉄道高架事業の進捗状況も踏まえながら、地域の取り組みとあわせて、鉄道高架化の検討を行ってまいります」と述べていました。

 連続立体交差化の実現と井尻地区のまちづくり実現に努めます

 まちづくり期成会は、平成24年度から3カ年にわたり、福岡市の支援を受けながら、井尻地区の連続立体交差事業の実現や井尻駅周辺のまちづくりを進めるため、地域の課題解決策や井尻地区の将来像について検討を重ね、「井尻地区まちづくり計画書」を策定されました。期成会の代表者の皆さんが福岡市に対し、計画書の策定報告ならびに井尻地区が目指すべきまちづくり像について提言するとともに、連続立体交差化に関する要望書を提出しています。

 

 平成28年6月には、期成会の会長以下役員の皆さんが3000名を超える署名とともに、西鉄天神大牟田線井尻地区における連続立体交差化の早期実現を求める請願を市議会へ提出し、同年12月においてこれが全会派一致で採択をされました。私をはじめ地元住民は、「今や遅し」と連続立体交差事業の早期事業化を待ちわびていたのですが、こういう結果となってしまいました。

 

 しかし、井尻駅の乗降客数は1日あたり2万3000人近くに上り、西鉄天神大牟田線の駅の中では5番目に多い駅です。雑餉隈駅(同11位)は同1万5000人余り。交通結節点としての役割には大きく、南区の拠点としてのポテンシャルは高いものがあり、このまま埋もれさせるわけにはいきません。引き続き、ひるむことなく連続立体交差化の実現と井尻地区のまちづくり実現に努めてまいりますので、変わらぬご支援とご厚情のほどをお願いします。

 

 

 

福岡市議会議員(南区) うちこし基安(もとやす)

 

 

 

 

   


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