活動報告
今年度はまちづくり計画の骨子づくりに取り組みます
井尻地区まちづくり期成会
「井尻地区まちづくり期成会」は平成25年度、まちづくり計画の骨子づくりに取り組みます。まさに一番大切であり、大変な作業に入ってまいります。そこで、4月25日の総会で新しいメンバーを加え、組織体制を強化いたしました。
ワークショップで、井尻の将来像について意見交換査
今年度の最初の活動として、6月5日と6月27日の2回に分けて、井尻4丁目会館で、井尻地区の将来像について意見交換するワークショップを開催しました。期成会の役員の皆さんに加えて、まちづくりコンサルタントの方、福岡市役所の皆さんにも参加していただき、約30人が、4班に分かれて、率直な意見を出し合いました。
初回の6月5日のフリートーキングでは、「井尻地区の鉄道高架化にあわせて、駅前広場をつくって、タクシーやバスの停車場が欲しい」「駅前にパークアンドライド用駐車場が欲しい」「井尻駅を南側に移したい」といった井尻駅周辺の改善に関することや、「井尻のシンボルとして、地元の人が多く集まる商店街にしたい」「笹原駅、井尻駅間の道路を広げて、両側に商店街をつくりたい」といった商店街に関する意見、「救急車や消防車が通れるように道幅を広くしたい」「地域の方々が気軽に集まれる交流の場所や、託児所などが欲しい」「上池をもっと活用したい」など幅広い意見が出ました。それらを各班が、まちづくりの合い言葉(キャッチフレーズ)としてまとめました。
現在、連続立体交差事業と土地区画整理事業による総合的なまちづくりを進めている香椎地区では、事業の進め方や苦労話などを福岡市の担当者から伺うことができ、大変参考になりました。期成会の皆さんも熱心に話を聴いておられました。
まちづくりのキャッチフレーズをまとめる
そのキャッチフレーズが、『井尻駅と笹原駅を結んでもっと快適に』『こじゃれた幼老共生のまち』『安心して子育てができる街』『2つの駅を安全・快適に利用できるまち。井尻』でした。とてもユニークなものから、なるほどっと思えるものもあり、とても有意義な時間となりました。
2回目の6月27日は、初回の意見を踏まえて、実際に地図を広げて、絵を描きました。ここでも色々な意見が出て、一つの絵にまとめる作業は大変でしたが、役員の皆さんの熱い思いを改めて認識させていただきました。今後は、期成会の役員だけなく、地域の皆さんにも広く意見を聴きながら、地域の考えをまとめることになると思います。
駅周辺の土地区画整理事業を視察
3回目は、7月22日に事例視察に行ってまいりました。過去に駅周辺で土地区画整理事業を行った姪浜地区土地区画整理事業と現在、事業を行っている香椎地区土地区画整理事業の現地を見て勉強しました。
南区の鉄軌道の参考にしようと、広島市の新交通システムを視察しました
福岡市南区は大量輸送を担う鉄軌道として、西鉄大牟田線が南北に走っています。今後、自動車を運転できない高齢者には公共交通機関が重要となり、南区を東西に結ぶ公共交通ネットワークとして鉄軌道の整備が期待されます。
一方で、福岡市の厳しい財政状況から、より低廉な公共交通機関の導入を検討することが求められています。今後、南区における検討の参考にするため、6月3日、南区選出の自民党福岡市議団の仲間とともに広島市の新交通システム(アストラムライン)を視察してきました。
アストラムラインは平成6(1994)年10月に開催されたアジア競技大会に向け、わずか5年で完成しました。同時に、導入空間である国道や都市計画道路も整備されています。その結果、約1744億円という多大な費用が掛かりました。しかしながら、福岡市営地下鉄の1q当たり建設費の半分以下です。
運行区間は本通駅〜広域公園前駅間の18.4q(所要時間約35分)で、都心部の1.9qが地下区間、残りは地上のモノレールです。全21駅(平均駅間距離920m)で、経営主体は第三セクターの広島高速交通。利用者数は平成24年度実績で、1日あたり約5万2000人で、当初利用者見込みの6万9000人に対し、約76%となっています。郊外部でバス路線のフィーダー化も実施されましたが、広島高速の開通に合わせた都心直行バスの運行などで、利用者数は伸び悩みましたが、沿線人口の増加もあり、増加傾向にあります。
アストラムラインは沿線人口の増加や渋滞緩和といった効果をもたらしており、鉄軌道公共交通機関の整備がまちづくりに与える影響の大きさを感じました。一方、導入空間として道路整備も同時に実施されており、鉄軌道整備費用以外にも多大な事業費が必要となることも認識しました。また、地下鉄区間の事業費負担が運営主体の経営上の大きな負担となっていることから、初期投資を抑えることの重要性を確認しました。
南区の今後の公共交通のあり方の検討については、導入空間をどう確保するか、より低廉な交通システムを含め幅広く検討する必要があります。
今年も花見で盛り上がりました
うちこし会のお花見を今年も3月27日(水)11時から、警弥郷橋近くのホタル公園で行いました。
当日の朝は小雨が降り続き、お花見の開催が危ぶまれましたが、開始時間には雨も上がり、約100人の方に参加して頂きました。桜の下での宴は今年も盛り上がりました。花見弁当を膝の上に、片手にはお酒があり、皆さんと終始 笑い語らいあったひと時でした。
つわぶき会の方々の手による豚汁もあっという間になくなりました。まさに、愛情を添えたひと品でした。また来年も一緒に桜を愛でましょう。ご参加お待ちしております。
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