福岡市議会議員(南区)

福岡市議会報告

2018年9月福岡市議会


豪雨災害に対する被災者支援策を問い質し、

源蔵池のため池機能をなくす対策を引き出す!

 

 私・うちこしは平成30年度の福岡市議会9月議会で、自由民主党福岡市議団を代表して、@豪雨災害に対する被災者支援 A市民センターと地区体育館利用者の駐車料金について質問しました。豪雨災害においては、一部損壊した地元の「源蔵池」のため池機能をなくし、農業用水は井戸水で対応することになりました。

 市独自に被災者への支援制度の充実を図るべき

 ため池は農業用水確保のため、大半が江戸時代以前につくられ、老朽化で決壊のリスクが高まっている。南区の源蔵池も一部損壊のおそれで住民への避難勧告、さらには避難指示が発令され、民間住宅地の擁壁が崩壊した。被災した擁壁等の規模が大きく、個人だけで対応するには限界がある。行政からの支援を求める声が数多く寄せられ、町内会長から農林水産局長に要望書が提出されている。住宅被災の原因と本市の責任についての考えを尋ねたい。(現場の写真パネルを提示しながら説明)

 

 (農林水産局長) 源蔵池に隣接し、池より高所にある住宅用地ののり面が崩壊したことにより被災したものであるが、のり面崩壊とため池の因果関係については地質調査専門のコンサルタントに委託し、調査を進めている。調査結果を踏まえ、適切に対応したい。

 

 源蔵池は一部の区域で護岸工事が行われており、未整備の箇所についても住宅地の擁壁復旧に合わせて整備することが今後のため池周辺の防災対策につながるのではないか。また、現在も避難を余儀なくされている方は日々の生活にも大きな支障をきたしており、復旧も思うようにできない状況である。本市としても何らかの支援が必要ではないか。

 

 被災者支援として、見舞金制度や擁壁の復旧など生活再建に向けた融資制度があると聞くが、源蔵池周辺の被災住民は利用できるのか。

 

 (保健福祉局長) 災害見舞金は、
@死亡された方の遺族や療養期間1カ月以上の負傷をされた方
A床上浸水や住居への土砂の堆積または半壊以上の住居被害を受けた世帯
――に対して支給する。

 

 災害援護資金の貸し付けは、
@世帯主が療養期間1カ月以上の負傷をされた世帯や
A住居が半壊以上または家財の損害額が3分の1以上の被害を受けた世帯
――に対する貸付制度である。現時点で把握している被災世帯の状況は両制度の対象要件には該当しない。

 

 (住宅都市局長) 宅地防災工事資金の融資制度は、危険な宅地に対する擁壁の設置などの宅地防災工事または復旧工事を行うために必要な資金を融資している。
 融資の要件は、
@災害対策基本法に基づき、例えば、崩壊した宅地等から流出した土砂により川がせき止められるなど災害の拡大を防止するため必要な場合
A宅地造成等規制法に基づく宅地造成工事規制区域内
B急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律に基づく急傾斜地崩壊危険区域内
C建築基準法に基づく病院やホテル、図書館などの特殊建築物等であって、災害を防止するための必要な措置をとるよう勧告または改善命令を受けた場合
 今回の事案については、いずれの要件も該当していない。

 

 自然災害に対する自治体独自の支援策の拡充は市民の不安を払しょくし、安全・安心に直結する。納税意識の面からも自分の納税が必ず還流して戻ってくる仕組みが必要だ。行政として市民の安全・安心を守るため、本市独自の災害復旧に関する被災者への支援制度の充実を図るべきではないか。

 

 (副市長) 被災者に対する国の支援の在り方や被災者の生活再建を円滑に進めるために損害を補償する保険や共済への加入について、国において検討が進められており、国の動向を注視しながら検討して行きたい。

※9月議会後、「源蔵池」のため池機能をなくし、農業用水は井戸水で対応する旨の報告を受けています。

 市民センターと地区体育館は気軽に利用できるように駐車場料金の負担軽減を

 市民センターと地区体育館の駐車場の有料化が順次進められているが、その目的と始めた時期、実施している施設、駐車料金および免除制度は?

 

 (市民局長) 目的は、駐車場利用者に相応の負担をしてもらうことで、利用しない人との公平性を確保し、施設利用者以外の駐車を抑制し施設利用者が駐車場を利用しやすい環境を整えること、さらに一定の歳入を確保し施設管理費等の一部に充てることである。有料化は平成29年10月から各区ごとに順次実施している。

 

 駐車料金は、施設利用者が60分当たり100円で、最初の60分までは免除、60分を超える120分以内は200円で、上限が300円。施設利用者以外は同500円で上限はない。また、障害者手帳などを持つ人は全額免除している。

 

 駐車場の有料化は不適正利用の是正に効果を上げており、基本的には賛成だが、施設利用者は施設利用料を払っているので、その負担は最小限であるべきと考える。一定の配慮はなされているが、60分を超える120分以内の料金を、無料ないし100円に減額する、回数券を導入するなどの負担軽減をお願いしたい。

 

 負担軽減も含め、利用者が利用しやすい環境について、議会や利用者の声も聴きながら検討して行きたい。

 

 

 

 

   


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