福岡市議会報告
2020年9月福岡市議会
コロナウイルスによる緊急事態に
共創補助金の柔軟な運用を!
私・うちこしは、令和2年度の福岡市議会9月議会で、自由民主党福岡市議団を代表して、@地域コミュニティへの支援強化A避難所の暑さ対策B3世代近居施策の推進――について問い質しました。
今年度の地域活動は、新型コロナウイルスの影響で緊急事態とも言えることから、自治協議会共創補助金の使い方について、例えば今年度の共創補助金は特例として、翌年に繰り越して使うことを認めるなど柔軟な対応を求めました。また、それぞれの校区が実情に応じて全額活用できるような助言を行うことも要望しました。
A 2020年6月、外部検討委員会を設置し、条例などを含め自治協議会や自治会、町内会の位置づけの明確化や新たな支援策について検討し、今年5月に「提言」を受ける予定。
避難所の暑さ対策として小中学校の体育館に空調設備を
近年、風水害による大規模災害が多発し、小中学校の体育館が収容避難所となることから、避難所の暑さ対策として、国の補助などを活用して空調設備の整備を求めました。市教委は特別教室を優先し、今後の検討課題としていますが、東京都府中市が導入したLPガス空調システムの事例を挙げ、災害時のリスク分散の観点からLPガス空調や非常用発電機の導入など災害に強いまちづくり推進を強く要望しました。
子や孫が住む福岡に親世帯の移住を促進するような施策も
3世代近居については、子育て世代住み替え助成事業などがありますが、子や孫が住む福岡に親世帯の移住を促進するような施策のメニューも用意するなど、本気で近居政策を進める取り組みを求めました。
A 子供世帯との近居は高齢者の多様なニーズの一つであり、より利用しやすい事業となるように検討を進めたい。
5施設を管内視察
自由民主党福岡市議団の仲間10人で、11月30日、市内にある@児童心理治療施設A福岡グロースネクスト(スタートアップ支援施設)B堤公民館(認知症対応公民館)C博多ポートタワーDボートレース福岡東スタンドの5施設を視察しました。
ポートタワーは前回の改修から15年が経過して老朽化していたことから、改修工事を進め、2020年5月に完成。現在、夜間はライトアップされています。また、タワーを拠点に船舶の動向を直接、把握確認できるようになり、岸壁利用調整業務にもあたります。