福岡市議会議員(南区)

福岡市議会報告

2019年9月福岡市議会


井尻地区の連続立体交差事業は雑餉隈駅の

事業完了と継ぎ目なく取り組むよう、強く要望

 

  私・うちこしは令和元年度の福岡市議会9月議会で、自由民主党福岡市議団を代表して、@井尻地区の連続立体交差事業の早期事業化、A自治会、町内会支援の強化、B再犯防止の推進、の3点について質問しました。特に、連続立体交差化の早期実現については、地元の地道なまちづくり活動に触れ、雑餉隈駅付近の連続立体交差事業の完了と継ぎ目なく取り組むよう強く要望しました。

 国庫補助事業に採択されることが不可欠(福岡市)

 雑餉隈付近の連続立体交差事業は、1年半後の令和3年春には県事業区間と同時に高架切り替えがなされ、完了すると聞いている。そうなれば、福岡市内の西鉄天神大牟田線で高架されずに残るのは井尻駅周辺区間だけとなる。

 

 地元の皆さんはこの間、地道なまちづくり活動をされてきている。私は前回、平成27年度の議会で一般質問したが、それ以降の当局の調査・検討および今後、必要な調査とは?

 

【 地元の活動 】

 

平成23年8月 地元の高木、宮竹の両校区の自治協議会や井尻商店街、各町内会などの地域の代表者などで組織した井尻地区まちづくり期成会が発足

 

同年10月 高島宗一郎市長に対して、井尻地区の連続立体交差化について要望書を提出

 

平成28年6月 期成会の会長をはじめ、3000名を超える署名とともに、西鉄天神大牟田線井尻地区における連続立体交差化の早期実現を求める請願を市議会へ提出

 

同年12月 請願が全会派一致で採択される。

 

 連続立体交差事業が多額の事業費を要し、事業期間が長期にわたることなどから、国庫補助事業に採択されることが不可欠。そのための事前調査として、踏切の実態把握のための調査分析や物理的な要件の確認に続いて、今後は事業を実施した場合の費用対効果、いわゆるB(ベネフィット=便益)バイC(コスト=費用)の検証が必要となる。これが十分であることが確認されて初めて、国庫補助を含めた財源確保についての協議、調整などの段階に進める。

 

 今年9月、京急本線の神奈川新町駅近くの踏切で列車がトラックと衝突、脱線する事故が発生。トラックが幅員の狭い道路から踏切に進入した後、立ち往生したための事故でした。井尻でも同じような事故がいつか起きるのではないかと不安に感じています。

 

 踏切事故の解消、踏切遮断による交通渋滞の緩和、線路両側の街の一体化が図られることを地域住民一同は強く願っており、井尻地区の連続立体交差事業の早期事業化の取り組みを進めるよう強く要望しました。

 自治会、町内会の活動にきめ細かな支援が必要

 うちこしリポートの前号(44号)でも紹介しましたが。自治協議会の活性化を図るためには、自治協議会を構成する自治会、町内会にきめ細かな支援が必要と考えています。

 

 当局の回答では、町世話人制度が置かれていた平成15年度のコミュニティ関連の決算額は約16億6200万円で、令和元年度の予算額は約13億1000万円でした。差額の約3億5000万円は各自治会、町内会の活動とともに、民生委員への助成、校区主催事業の拡大、活性化への助成などに充てるべきと重ねて要望しました。

 再犯防止の推進に向け、計画の策定も含め検討すると約束

 私は非常勤の国家公務員である保護司として、犯罪や非行をした人の立ち直りを支えるボランティアに携わっています。福岡市の保護司は定数531名に対し、委嘱数は482名と9割程度で推移しており、保護司のなり手の確保が課題です。

 

 また、福岡県の刑法犯検挙人員は大幅に減少していますが、再犯者率は増加を続け、平成29年のそれは1万475人で、49.8%と2人に1人に上がっています。

 

 福岡市の民間企業の中には就労支援・宿泊支援・教育支援を三位一体で取り組んでいるところもありますが、地方公共団体の責務として、地域の実情に応じた施策を実施することが求められています。

 

 平成28年には、「再犯の防止等の推進に関する法律」が制定されています。福岡市においても地方再犯防止推進計画を策定し、再犯防止に関する施策をこれまで以上に計画的、効果的に進めていくことが必要と考えています。福岡市は再犯防止の推進に向け、計画の策定も含め、さらなる取り組みを検討すると約束しました。

 生活交通の充実・整備に取り組みます

 9月議会で質問しましたが、超高齢社会においては、大規模災害時の対応も含めて、自治会、町内会を核とした地域コミュニティの果たす役割が大きくなります。

 

 また、バス路線がなかったり、バス停までの距離が遠い地域では、単に西鉄にバス路線の拡充を求めるだけでなく、地域のコミュニティバスなどの生活交通の充実・整備が求められています。

 

 折しも、市議会に「生活交通の充実、整備について」の請願がなされ、「生活交通に関する住民意識調査については、平成30年度の調査結果をもとに、調査項目などの調査方法を検討し、より詳細な実態の把握に努めていく。生活交通の充実、整備の諸施策については、住民意識調査の結果等を踏まえ、検討して行く」と採択されました。

 

 私・うちこしも力を入れてまいります。

 

〈追記〉

 

 「西鉄天神大牟田線(春日原〜下大利)連続立体交差事業」について、11月1日、事業主体の福岡県から、高架切り替え時期および事業期間を延期せざるを得ないという連絡があり、同20日に検証委員会設置を発表しました。駅周辺整備事業を進めていた春日市、大野城市は遺憾の意を表明、説明を求めています。雑餉隈駅付近の事業が予定通り進んでいる福岡市も同じ考えです。井尻地区の高架事業に影響が出ないことを願っています。

 

 

 

 

   


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